日本財団 図書館


 

た。

・貿易保険申込みのペーパーレスシステム

貿易保険の申込み磁気テープ、フロッピーディスク及びOCRシートでも実施可能としたもの。年間約60万件の申込みの内、フロッピーディスクが約65%、磁気テープが約30%、OCRシートが約4%で書面はわずか約1%である。

 

(16) 運輸省

運輸省では「行政情報化基本計画」を踏まえ、平成7年6月に「運輸省行政情報化推進計画」を策定し運輸行政の情報化を総合的・計画的に推進しているところである。その中で、行政サービスの高度化の一つとして許認可申請等手続の簡素化をあげ、

・申請等が定期的なもの

・更新の頻度が高いもの

・データベースの役割を果たしているもの

から、手続の電子化・オンライン化を推進するとしている。

取組状況で現在、行政情報を電子的に提供している主なシステムは、インターネットホームページの開設・運用であり、ここでは、記者発表資料を公表後概ね1週間以内に提供しており、各種審議会の資料、白書の概要等を掲載している。国民の声を直接聞くシステムとしても利用され、トップページの中に「ご意見・ご感想などがございましたらメールをお願いします。」とアドレス名入りで表記され、気軽に電子メールで送信できるように工夫されている。

 

(17) 郵政省

郵政省では「行政情報化基本計画」を踏まえ、平成7年3月29日に「郵政省行政情報化5か年計画」を策定し、その計画目標の中で、「定型的な書類をすべて電子化し、免許申請、届出、報告等の手続をオンライン化又はフロッピーディスク化し、手続の簡素化及び迅速化を実現」すると宣言し、郵政行政の情報化を総合的・計画的に推進しているところである。情報化推進に当たっては、業務プロセスの簡素化、統合、省略などの抜本的見直しまで行うとしている。

?@ 行政情報の電子的提供の取組

・インターネットホームページの開設・運用

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION